りんごの歌(りんごのひとりごと)のイメージ


子供の頃は母方の祖母の家によくいっていて、かわいがってもらっていました。ちょっと古い歌い方の童謡などのテープがよくかかっていました。特にりんご、りんご、りんごと連呼するりんごについて歌った歌は今でも心に残っています。祖母はこの歌が好きだったのかもしれません。なんども聞いたような記憶があって、今でも耳に焼き付いていてよみがえってきます。
 昔はそういう歌い方をしたのかもしれませんが、悲しい歌ではないのですが、歌い方に哀愁があってちょっと物悲しい気持ちになります。もぎたてのきれいなりんごを汽車にのせて出荷するところが、女の子のお嫁入りを連想されるところがあるように思います。明るくて夢いっぱいな感じもあるのですが、それがかえって物悲しい気分にもなります。祖母はいろいろと苦労して、最後は病気で苦しんでいったので、どんな思いでこの歌を聴いていたのだろうと思うと、物悲しい気持ちになります。

歌詞と演奏付きのリンクをのせてみました