球根は不思議




ラナンキュラスの2つ目のお花が咲きました。クリーム色の花弁に、赤の縁取りがあるお花でした。まだまだ小さな苗ですが、早くもお花が咲きました。あと合計4つの球根を植えてあるので、ひょっとしたらあと2つお花が咲くかもしれません。


なぜラナンキュラスを植えたのかというと、球根だったからです。球根は時期ではないときにはじっとしていて、なんの変化もなく面白くないのですが、うまく行けば急にどんどんのびてきて、お花が咲いたりすることがあるようです。


藤沢で高山植物クロユリを植えたところ、平地では気温が高すぎるのかお花が咲く前に枯れてしまいましたが、地面の中で少しずつ育っていたようで翌年に桜の咲くことに元気な芽がでてきました。またシクラメンの球根もずっと球根のまま葉もなく死んだようになっていましたが、ちゃんと生きていて冬になると葉が一斉にのびてきてお花も咲いていました。


ラナンキュラスは思ったほど苗が生長しなかったのと、夏の蒸れには強くないらしいので、来年はどうなるかわかりません。しかし一度枯れてしまった高山植物クロユリが、今年芽がでてきたので、今年はうまくいかなくても、来年はもっと大きく育つかもしれません。


まったく音沙汰なくても、地面のなかでちゃんと生きていて、翌年にはもっと大きな苗になってでてくるかもしれない球根たち。不思議ですね。思ったよりうまくいかなくても、信じて大事にしてあげれば報われることもあるのかもしれませんね。